マイナンバーで副業がばれる?

マイナンバーで副業がばれる?

 10月より、マイナンバーの郵送が始まり、ニュースでも取り上げられることが増えました。しかしこの制度により、会社員の方は副業をしていることが会社にばれてしまうのではないか、という疑念が流れています。特に、キャバクラなどの水商売で働く会社員の女性が会社にばれてしまわないか、ということを恐れているようです。そこで、今回は本当に副業が会社にばれてしまうのか、またバレない対策はあるのか調べてみましょう。
 そもそも、マイナンバーとは社会保障・税番号制度のことです。国民一人一人に12桁の固有の番号が割り当てられ、この番号を元に国民全員の収入を正しく把握して公平に税金を徴収したり、社会保険の加入手続きや保険料の徴収、給付手続きなどを行います。これらを実現するために、全国民の収入や社会保険の加入情報等を行政が把握する必要があるので、サラリーマンであれば会社に自分のマイナンバーを提出します。そして会社は、源泉徴収や社会保険の手続きで社員のマインナンバーと会社に割り当てられた法人のマイナンバーを記載することになります。
 さらに、もし副業などをしている場合はバイト先の会社にもマイナンバーを知らせなければなりません。つまり、誰がどこからどれだけ収入を得たかということを国が把握することができる制度です。このことが副業が会社にばれてしまうのではないか、と言われる所以です。しかし、政府広報サイトによると「マイナンバーは社会保障・税・災害対策分野の中でも、法律や地方公共団体の条例で定められた行政手続きにしか使えません」とあります。そのため、基本的にはばれることは考えにくいのです
 もちろん、副業先からその人への報酬についての支払調書をその人が住んでいる自治体に提出していれば、確定申告をしていなくても副業分の住民税が加算されて会社に報告されることになるというリスクはあります。ですが、キャバクラなどの水商売では、給与所得として支払われることは少ないため、そのリスクは少ないといえるでしょう。
 以上のように、多少のリスクはありますが、上記のバレない対策を行えば、副業はばれることはないでしょう。